隠退牧師の徒然記<535>

牧師の徒然記(2016年3月1日~)<535>
2020年6月1日「本当の触れ合いを待望しつつ 」


聖書の言葉
いろいろな試練に出会うときは、この上ない喜びと思いなさい。信仰が試されることで忍耐が生じると、あなたがたは知っています。
ヤコブの手紙1章2-3節)


5月25日、いよいよ新型コロナウィルス感染予防のため、非常事態宣言が発せられていたが、解除されることになった。すでに他の都市は解除されていたが、東京、神奈川、千葉、埼玉、そして北海道が残されていたが、解除されたのである。しかし、コロナウイルスが消滅したのではないので、まだまだ感染予防に留意しつつ過ごさなければならない。このような状況になったので、自粛が解除されつつあり、公共機関や学校等も少しずつ再開し始めているのである。勤めている伊勢原幼稚園も非常事態宣言解除を受けて、幼稚園の開設を検討することになった。そしていよいよ6月から分散登園であるが開設することにした。一クラス、週に二回の登園となり、いずれも午前保育である。全体が一堂に集まることは、まだ当分な避けることにしている。年長組は25名いるので、この日登園しても、三つに分けて、三つのクラスで過ごすことになる。月に一度誕生会をしていた。保護者も参加してお祝いしていたのである。それも割愛し、クラスでお祝いし、今年度からはお誕生のお友達に誕生日カードを渡すとともに、園長が祝福のお祈りをすることにしている。全体の会堂礼拝もしばらくは行わないことにしている。クラスで礼拝をさげることにしているのである。6月6日に三歳児のに入園式を行い、いよいよ6月8日から分散当園となる。
新型コロナウィルス感染予防のためであるが、この状況がいろいろな新しい生活を導いていることは確かである。一つのことは、今までも取り組まなかったわけではないが、オンライン社会と言うものである。感染予防のためであるが、人との接触を避けるため、ネットで話し合い、またはこちらの取り組みを紹介するものである。公的にも、オンライン協議が公開されるようになっている。学校でもオンライン授業が行われ、自宅にいながら学習が進められているのである。我が幼稚園も、お休みしている子どもたちを励まそうと、オンラやインで先生たちの取り組みを届けるようになっている。先生たちが工作やお絵描きを示し、YouTubeで発信して一緒に参加してもらうのである。楽しい体操、絵本や人形劇なども発信している。そして最後にはじゃんけんをして楽しんでいる。園長の出番ということで、園長は礼拝を担当し、旧約聖書に登場するサムエルさんのお話しで、神様が皆を呼んでいますよ、との示し。呼ばれている私たちはお友達と共に過ごしましょうとのお話しであった。
6月になり、いよいよ分散当園にしても始まるので、YouTubeは終わりとした。これは楽しい取り組みでもあり、時にはこのような取り組みをしたら良いと思っている。しばらく会うことができなかったお友達との再会を喜んでいる。
わが家では日曜日にはオンライン礼拝をおこなっている。スペイン・バルセロナ、相模原、海老名にいる家族がオンラインで共に礼拝をささげているのである。

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幼稚園はお休み中であるが、幼稚園はYouTubeでお友達に接している。この日は園長の礼拝で、聖書のお話をしている。
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身振り、手ぶりで子どもたちの気持ちを招いている。
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先生たちと讃美歌を歌います。
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鈴木家のオンライン礼拝。バルセロナ、相模原、海老名、横浜の金沢区で。
noburahamu2.hatenadiary.org