隠退牧師の徒然記<588>

牧師の隠退徒然記(2016年3月1日~)<588>
2021年6月7日「動物たちが家族になって」

聖書の言葉
彼らと共にそれぞれの獣、それぞれの家畜、それぞれの地に這うもの、それぞれの鳥、小鳥や翼のあるものすべて、ノアのもとに来て箱舟に入った。(創世記7章14節)


家族の一員であった愛犬のキュピが天国へ行ったと、スペイン・バルセロナ在住の娘・羊子から連絡を受ける。その羊子とは、ほぼ毎日FaceTimeで対面している。必ずキュピの様子も画面で見ていた。キュピは間もなく17歳になるが、このところ老化が進み、あまり耳が聞こえず、目も片方しか見えない。歩くのもようやくのことであった。そんなキュピの姿を見ながら、回復をお祈りしているところであった。キュピを天国に送ったことで、19年間動物たちと共に過ごしてきたが、動物達との生活が終わりを迎えたのである。
娘の羊子がスペインで過ごすようになってから間もなくミニピンシャ犬を飼うようになる。動物たちを家族にすること、ミニピンシャ犬4頭である。ルカ、バンビ、ルル、キュピである。さらにペルシャ猫のカムイ、シャム猫のパトラも加わる。犬達と猫達は、結構仲良く過ごしていた。同じベッドで一緒に寝てもいた。2011年に私や連れ合いのスミさん、二番目の娘・星子と共に羊子の家に滞在した時、犬達と猫達は健在であった。しかし、2012年にスミさんと共に訪れたときにはルルはいなかったが、他の動物たちは元気であり、2014年に訪れたときにもみんな元気であった。その後、犬のルカとバンビ、猫のパトラとカムイが順次天国に行き、キュピだけが共に過ごしていたのである。
改めて動物たちと過ごした日々を思い出している。バルセロナには存在する公園と共にドックランがあり、羊子が住んでいたマンションの近くにもある。だから、一人で何頭も連れて歩く時にも、そんなに長い距離を歩かなくても、ドックランで遊ばせておけば運動にもなるのである。それでも、時には羊子や彼のイグナシさんが犬達を車に乗せて、結構遠距離の高原に連れて行き、走りまわせては運動をさせていたのである。また、車で行かなくても結構遠くまで歩いて散歩に連れていくこともあった。
バルセロナに滞在することは羊子と過ごすことであるが、動物達とも過ごすことなので、昔を思い出しつつ過ごすことになる。我が家の子供たちがまだ小学生の頃から動物と共に過ごしていた。宮城にいる時には猫のクロとしばらく過ごすことになる。そして、神奈川県綾瀬市に住むことになったとき、犬達との歩みであった。ズーシー、チェリー、ノアとの犬達と共に歩んだのであるが、子供たちが中学生以上になると、みんな自分のことで忙しく、やむなく日々散歩に連れて歩くのであった。横浜の現在の家に住むようになってからはリスのシュータとしばらく一緒であったが、今は夫婦だけの生活である。
我が家でも以前から動物たちと一緒の生活であり、羊子たちの動物家族を喜んでいたのである。今はみんな天国に行ってしまったが、楽しい思い出を喜びながら過ごしているのである。時々、クモが家の中を徘徊しており、家族の一員としているのであるが…。

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以前は犬達、猫達と共に過ごしていて…。
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カメラを意識して、このポーズ。左からバンビ、ルカ、キュピ。
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仲良しなので、あくびも一緒。
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家族と思っているが…。

noburahamu2.hatenadiary.org