隠退牧師の徒然記<603>

隠退牧師の徒然記(2016年3月1日~)<603>
2021年9月20日「集いの喜びを重ねつつ」


聖書の言葉
エスは、「さあ、来て、朝の食事をしないさ」と言われた。イエスは、パンを取って弟子たちに与えられた。魚も同じようにされた。(ヨハネによる福音書21章12節)


連れ合いの鈴木スミさんが9月19日に誕生日を迎えた。82歳になるが、今日まで元気に過ごしていることは何よりである。私は同じ年の5月であり、これで同じ歳になったことになる。今年は結婚52年の歩みであり、現役を隠退しているのであるが、隠退生活を喜びつつ共に歩んでいるのである。連れ合いのスミさんは月曜日と水曜日はデイサービスを利用している。皆さんと触れ合いつつ一日を過ごすことは、身体的にも精神的にも良いことだ。そして木曜日はサロンに通っている。朝10時から午後3時までの短い時間であるが、こちらではいろいろと作り物をしたり手芸や書道等をするので楽しんでいる。この三日間を楽しみにしつつ過ごしているのである。
誕生日なので家族でお祝いの食事をしたのであった。我が家では、誰かの誕生日には、必ず六浦の家に集まり、みんなでお祝いをしている。スペイン・バルセロナにいる羊子家族もオンラインで参加し、共にハッピーバースデイを歌うのであった。孫の義也君は日本語を流暢に話すが、スペイン語でお祝いの歌を歌ってくれるのであった。私たちの誕生会は家族で行うのであるが、バルセロナに滞在しているときは、ちょうど私の誕生日の時もあり、スミさんの誕生日の時もあり、その時は羊子の数人の知人をお招きしたものである。羊子の知人であるが、皆さんは私達の誕生日を心からお祝いしてくれるのであった。するとお招きした方も誕生日とか何かのお祝いにはお招き下さるのである。誕生日等に限らず、何かとお食事に招かれることが多かった。その頃は新型コロナウィルス感染予防の問題はなく、いつも共に集まってはお交わりを深めていたのである。
羊子の知人が、バルセロナでも有名なレストランに招待してくださり、美味しい食事をいただいたことが忘れられない。バルセロナにも中華料理、韓国料理等の食事処があるが日本食店も結構ある。日本食店は中華料理店よりお高いのであるが、知人が何度かお連れ下さった。日本人なので、外国に来て日本料理を食べる必要はないが、スペイン料理ばかり食べていると、さっぱりした日本料理が食べたくなる。そのあたりを理解して日本料理の食事処にご案内くださるのである。スペイン料理はおいしいと思う。中でもパエリャは海の幸がたくさん入り、日本人好みでもある。しかし、美味しいと言って食べたのは滞在し始めた頃で、いつも食べていると味の濃さに敬遠気味になる。スペインの皆さんは、ご当地のおもてなしはパエリャなので、何かとごちそうしてくださるのである。パスタ等もやはり味が濃いようである。スペインでも今は複数の会食は自粛しているようで、いずれまた楽しい日々となることを願っているのである。共にいただく食事が大きな喜びなのであり、お交わりが深まるのである。いずれ、その喜びを与えられるのであるが…。

f:id:noburahamu2:20110422211500j:plain
羊子の知人ネウスさんのおもてなし。
f:id:noburahamu2:20120930214730j:plain
大原さんのお連れ合いのおもてなし。
f:id:noburahamu2:20121005055330j:plain
スペイン・サンタコロマの皆さんと楽しい食事。
f:id:noburahamu2:20110512004224j:plain
バルセロナの高級レストラン、4GATSにお招きいただき、南米ウルグアイの皆さんとお交わり。

noburahamu2.hatenadiary.org