隠退牧師の徒然記<676>

隠退牧師の徒然記(2016年3月1日~)時<676>
2023年2月13日「2月を喜びつつ歩むので」

聖書の言葉
幼子はたくましく育ち、知恵に満ち、神の恵みに包まれていた。
ルカによる福音書2章40節)

2月もすでに半ばとなり、もうすぐ3月になるので、春の到来を楽しみにしている。「2月逃げ月」と言われており、短い月でもある。そういう中で、2月は2・11を迎える。いわゆる2月11日は「建国記念の日」とされており、祝日となっている。この日は建国のお祝いをするのであるが,キリスト教では、根拠もない建国の日なので、この日を「信教の自由を守る日」としており、学習会等を開催している。今年は今まで所属していた教会が会場となり、集会を開いたとのことである。この日を思うとき、現役在任の頃、この建国の日にあたり、「信教の自由を守る日」として各地区では学習会やデモ等が行われていた。それに対して、教会が所属する湘北地区では「信教の自由を守る合同祈祷会」としたのである。そのような集会の内容にした当時の地区委員の皆さんが、今は天におられるのである。翠ヶ丘教会の早川牧師、秦野教会の青木牧師等の皆さんである。2・11を迎える時、いつも示される皆さんであった。2月は「建国記念の日」だけであつたが、天皇誕生日があり、お休みが増えた。それは喜ばしいことでもある。
そして、2月はもう一つの喜びの日が増えているのである。それはスペイン在住の娘・羊子の子ども義也の誕生日が2月12日なのである。今年は日曜日であり、お誕生日のお休みのような気持にもなったのであった。今年で6歳になる。2017年生まれであり、バルセロナに在住なので、すぐには孫との対面ができなかった。そして、初めての対面は5ヶ月後の2017年の7月であつた。羊子はまだ五ヶ月の義也を連れて一時帰国したのである。その一時帰国は孫のお披露目であるが、大阪と名古屋で開催された浅田真央さんのアイスショーに共演するためでもある。浅田さん達のアイスショーにピアノで共演したのであった。その時、浅田さんに抱かれた義也の写真が今でも飾られている。その後、年に一度、二度の帰国をするようになる。帰国するたびに次第に成長している孫を喜んでいる。おかげで久しく訪れていない金沢自然公園にも行き、動物園や公園で過ごすことになる。スーパーマーケットのおもちゃ売り場やゲーム処に行ったりしている。こうして帰国した時は楽しく過ごすのであるが、バルセロナに在住していても、毎日オンラインで対面している。この孫には驚いているのであるが、彼はもちろんスペイン語を話すが、カタラン語も話せるのである。バルセロナはカタロニヤ地方であり、この地方はカタラン語であった。バルセロナではほとんどがカタラン語なのである。そして、日本語の上手なことには驚いている。家では母親と日本語で会話している。父親とはカタラン語なのである。昨年の夏には一時帰国したが、日本の幼稚園を体験したいので、関東学院六浦こども園に一時入園させていただく。お友達と楽しく過ごすことができたという訳である。今年の秋からは小学生になる。ピアノも上手に弾くようになっており、将来、どのような人生を歩むのであろうかと、楽しみにしているのであるが。
そんなことで、今までは2月は「逃げ月」であったが、喜びつつ歩むようになっている。

6歳になった孫の義也君

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楽しい誕生日会
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生後5ヶ月の時、羊子が浅田真央さんとアイスショーで共演し
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