隠退牧師の徒然記<544>

隠退牧師の徒然記(2016年3月1日~)<544>
2020年8月3日「楽しいイベントが支えとなって」


聖書の言葉
人々は、一緒に食事をし、神を賛美していたので、民衆全体から好意を寄せられた。
使徒言行録3章46節)


ようやく梅雨明けとなる。関東地方は8月1日であった。今年は、特に雨が多く、雨被害が深刻であった。毎年、雨の被害があり、被害状況を示されるごとに心が痛むのである。我が家は少し高台に建てられており、近くには大きな川もなく、河川の氾濫被害はないが、土砂災害の心配がないわけではない。この界隈は周囲を里山に囲まれており、その里山は宅地造成で家が立ち並んでいる。我が家の裏の小高い場所も造成されており、土砂災害の心配がないのではない。まあ、しっかりと造成されているので大丈夫であろうとは思っている。
梅雨明けの昨日は、幼稚園には年長組のお友達が集まっていた。「ひまわりデー」という催しなのである。年長組は毎年秋になるとお泊り保育を行っている。ここ数年は松田にある。「足柄ふれあいの村」に行き、自然の中でお楽しみを持ちながら一泊するのである。初めて家族から離れてお泊りをするお友達もあり、緊張と不安の中で過ごすのであるが、終わってみれば忘れられない思い出となるのである。残念ながら今年は新型コロナウィルス感染予防のため中止となった。その代り、幼稚園で楽しく過ごすことにしたのである。年長組はひまわり組とのクラス名であるので「ひまわりデー」と称し、午後1時30分に幼稚園に集合し、夕刻7時まで過ごすのである。
1日、午後1時30分に集合し、まず礼拝をささげる。その後は「スイカ割り」を行い、「かき氷」をいただく。電動式かき氷機で、見ている前でかき氷ができる体験をする。好きなシロップ等をかけていただいたのであった。その後は「たから探し」で、園内の至る所に隠された宝物を探し周るのである。その後は少し休憩になるが、もう5時なので夕食となる。先生たちの作ったおいしいカレーライスとスイカをいただく。お代わりするお友達も結構いるのであった。夕食後はキャンプファイヤーである。午後6時頃であるが、それでも夕闇が近づいている。小さなファイヤーであるが、雰囲気満点のひと時で、火の周りで歌ったり、踊ったり、普段経験できないことでもあり、楽しい思い出の時間となる。そして、その後、もはや周囲は暗くなっており、花火大会となる。先生たちが汗をかきながら仕掛け花火の演出で進められる。最後は仕掛け花火「ナイヤガラの滝」を見て終わりとなる。その頃はお迎えの保護者の皆さんも一緒に楽しまれたのであった。
幼稚園のお友達と共に過ごすお泊り保育、または夏のイベントは、振り返れば40年も楽しませていただいている。いろいろな場所に出かけては行われてきたのであった。一つの家で共に過ごし、一緒に食事をいただき、共に寝る、まさに家族の営みなのである。そうすると随分と多くのお友達と家族の営みをしてきたことになる。その家族が、今はそれぞれの場で、人々の希望となって歩んでいる。なんとも喜ばしいことである。

f:id:noburahamu2:20191108103120j:plain
昨年は松田の「足柄ふれあいの村」で開催したのであるが。
f:id:noburahamu2:20191108104808j:plain
昨年の開催であるが、自然の中で、楽しいお泊りの経験であった。
f:id:noburahamu2:20200801145647j:plain
今年の開催は、幼稚園が会場であるが、それなりに楽しいことが…。
f:id:noburahamu2:20200801185248j:plain
幼稚園でも、楽しいキャン・プファイヤーを経験し…。

noburahamu2.hatenadiary.org