隠退牧師の徒然記<647>

隠退牧師の徒然記(2016年3月1日~)<647>
2022年7月25日「暑い暑いと言いながら」

聖書の言葉
「最後に来たこの連中は、一時間しか働きませんでした。まる一日、暑い中を辛抱して働いたわたしたちと、この連中とを同じ扱いにするとは。」(マタイによる福音書20章12節)

先日、梅雨明け宣言が発せられたと思ったら、雨降りの日が続くので、梅雨明け宣言を疑いたくなっていた。そして、ようやく高気圧が張り出して、これからは暑い日が続くでしょう、と天気予報である。まさに夏休みになっていた。夏休みでも雨天が続く年もあり、何のための夏休みなのか、疑問に思うこともある。夏休みは暑いから、学校の勉強も集中できないので、夏休みなのだ。だから、比較的暑い日が短い地方では、必ずしも40日間も休まない。その代わり、厳寒の頃の冬休みを長くしているのである。とにかく熱い日々を迎えるのである。それなりに暑さ対策をしつつ過ごすことにしよう。暑い日々はソファーにでも座って、足を伸ばし、背もたれよろしくのびのびとしていたいのである。それは願望でもある。
7月19日にスペイン・バルセロナ在住の孫の義也が母親の羊子と共に一時帰国している。もう5歳にもなっており、いろんな面で活動的である。現地でも幼稚園に通っているが、6月の半ばには夏休みとなり、9月の半ばまでの三ヶ月間も休みが続く。その休みを利用しているわけでもないが、この度の一時帰国なのである。とにかく、久しぶりに孫との生活は、目を細めているのであるが、前記したようにリビングでゆっくりしたいのであるが、そうもいかない。リビングは孫のおもちゃにあふれているからである。
折角、一時帰国しているので、どこかに連れて行ってあげたいのであるが、この暑さでは出かけることもできない。以前のことであるが、8月の暑い時に金沢動物園に行ったことがある。ところが動物たちも暑さ対策をとっていて、暑いものだから首の部分は小屋の中に置き、お尻だけが外に出ているのである、どの動物も頭かくしてお尻だけの状態なのであった。だから、孫を動物園に連れて行こうとは思わない。家の中で、いたるところにおもちゃを広げていた方が良いことになるのである。もちろん遊園地も暑いし、涼しそうなところは水族館のようであるが、行き帰りの暑さに気持ちが動かないのであった。
そう夜になれば涼しさが増してくる。庭で花火をするのも楽しみである。しかし、庭に出れば蚊に刺される。虫よけ対策をしながらのお楽しみでもある。この庭でバーベキューのお楽しみも出来るのであるが、やはり蚊の襲来には閉口して、今はやろうとは思わない。家の中で、ゆっくりと食事をした方が良いのである。そのうち、海辺で花火大会があるだろう。小高い丘に上がっては、遠くの花火を見学するのもよろしいことで。暑い暑いと言っていては何もできないし、せっかく一時帰国しているので、なんとかお楽しみを考えているのであるが。それでも、この暑さの中で孫は母親の羊子と共に近くの公園に行っている。最近は鉄棒に挑戦していて、前回りが出来るようになり、今は逆上がりに挑戦している。バルセロナの公園には鉄棒なるものが設置されてないのである。楽しい思い出になるだろう。

夏のお楽しみは、プール遊び。幼稚園のある日。
お泊り保育のキャンプファイアー。
孫の義也君、鉄棒の特訓中。
バルセロナの海辺で、やはり夏は裸になって。

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