隠退牧師の徒然記<508>

隠退牧師の徒然記(2016年3月1日~)<508>
2019年11月25日「おさなごと過ごしつつ」


聖書の言葉
パウロは、なおしばらくの間ここに滞在したが、やがて兄弟たちに別れを告げて、船でシリア州へ旅立った。(使徒言行録18章18節)


スペイン・バルセロナに住み、ピアノの演奏活動をしている娘の羊子と家族、彼のイグナシオさんと子どもの義也君が一時帰国している。11月13日に羽田着であり、我が家の子ども優が迎えに行く。その日は幼稚園の勤務があり、会堂礼拝や市内の園長会があったりしたので、夕刻に帰宅する。すでに羊子家族は来ており、久しぶりの再会となった。久しぶりと言っても3月にも帰国しているので8ヶ月ぶりである。孫の義也君はさらに大きくなっている。自己主張も増してきているので、一緒に過ごすことは結構大変なのである。言葉も随分と話せるようになっている。彼ら家族で話しているときはスペインのカタラン語であるが、母親の羊子はなるべく日本語で話している。その日本語を義也君も話しているのである
から、多言語を理解していることになる。スペイン語、カタラン語、日本語を使い分けているのであるから、たいしたものである。2歳9ヶ月になっている。
羊子は帰国した時には、なるべく家で過ごすようにすると言うのであるが、今回も、結局はいくつかのコンサートに臨む。25日から30日まではコンサート旅行にもなる。まず、25日は仙台に赴き、宮城テレビに出演することになる。さとう宗幸さんと音楽関係で生放送ということである。翌日の26日は羊子が小学校4年生まで在学した古川第二小学校60周年記念で生徒の皆さんにピアノの演奏をする。このことは3月に古川を訪問したときに内々の予約があったのである。その時は陸前古川教会でピアノのリサイタルを行い、帰途につくとき小学校を訪問し、校長先生や教頭先生にお会いした時に60周年記念で演奏することの打診があったのである。それが実現することになる。そして、その日の午後は陸前古川教会員の高橋義宣さんとミニコンサートを開くことになっている。3月に古川を訪問した時、高橋義宣さんの独演会に招待される。この度、古川を訪問することで、羊子と高橋さんのミニコンサートということになったのである。翌日の27日は岡山へ移動する。28日は岡山県立美術館でコンサートを開くことになっている。そして29日は京都の世光教会でコンサートを開くことになっている。この世光教会の牧師は、私が40年前に陸前古川教会の牧師であったころ、隣の涌谷教会の牧師の子どもであった。牧師家族の集いが鳴子温泉で開催されるなど、羊子とその子どもとは楽しく交わっていたのである。久しぶりの再会がコンサート開催ということなのである。
30日には帰宅するが、スペインに戻る日も迫っている。いっぱい孫と過ごしたいのであるが、しかし、孫ならぬ幼稚園の子どもたちと過ごしているので、いつもおさなごと過ごすお恵みをいただいているのである。

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京都の世光教会でアドベント・リサイタルに臨む。
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ひと時、孫の義也君と過ごしつつ。
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