隠退牧師の徒然記<728>

隠退牧師の徒然記(2016年3月1日~)<728>
2024年2月12日「春に向けて ②」

聖書の言葉
兄弟たち、主が来られるときまで忍耐しなさい。農夫は、秋の雨と春の雨が降るまで忍耐しながら、大地の尊い実りを待つのです。(ヤコブの手紙5章7節)

「春に向けて」示されることは孫の誕生日である。スペイン・バルセロナ在住の娘の羊子に子供が与えられたのは2017年2月12日である。その後、2月12日を迎えると、孫の誕生日を喜ぶのであるが、誕生日と共に、間もなく春を迎えるとの思いが強くなるのである。孫の義也は今年で7歳になる。我が家のリビングにはピアノが置いてあるが、ピアノの上にはいくつかの記念の写真が飾られている。そこに飾られている写真はほとんどそのままであり、昔の写真が現実のように飾られているのである。母親の羊子が、2月に生まれた義也を伴って7月には一時帰国する。その7月には、羊子は浅田真央さんのアイスショーにピアノの共演をする。スケーターの浅田さんは、かねがね羊子が演奏するスペインの曲に合わせて氷上の演技をされていた。たまたま羊子が帰国することを知った浅田さんのスタッフが連絡をよこされ、大阪と名古屋で浅田真央さんのアイスショーが開催されるので、ぜひ共演してもらいたいというのである。喜ばしいことであり、受託したのである。まだ五ヶ月の義也を伴っていくことになり、家族の星子や優が義也の子守をしたのである。その時、浅田真央さんが義也を抱いている写真、ショーに参加した髙橋大輔さん等と共に写した写真がピアノの上にかざられているのである。今日まで7年間、飾られているので、いつまでも生まれたばかりの義也を思ってしまうのであるが、しかし、その横には成長した義也がピアノ発表会で演奏している写真も飾られている。今年で7歳になる義也君には、心からお祝いを申し上げる。母親の羊子からは、いつもラインにより学校生活や家庭生活の写真を送ってきているので、その成長ぶりをいつも示されている。毎週土曜日にはオンラインで連絡している。今は、バルセロナは日本に対して8時間遅れなので、土曜日の午後6時頃に義也と話しても、まだ起きたばかりであり、朝食の時であったりしている。その義也が昨年の11月16日に家族で一時帰国した。羊子と連れ合いのイグナシオ、そして義也である。我が家の庭は草ぼうぼうであり、羊子は帰国したら彼が整理すると言ってくれていた。その言葉の通り、彼のイグナシオには庭の草刈り、整理、下水の掃除までしてくれて、庭が見違えるようになった。その彼は12月14日に、一人で先にバルセロナにもどった。羊子と義也は今年の1月10日まで滞在してから戻ったのである。約二ヶ月間、羊子や義也と過ごしたので、成長している義也をよりよく示されている。彼の日本語は驚くばかりである。バルセロナに在住しているときは、母親とは日本語で話している程度であるが、流暢に日本語を話していることには驚くばかりである。バルセロナはスペインでもカタロニヤ地域とされ、言語もカタラン語なのである。スペイン語とは異なる。学校や近所の皆さんはカタラン語であり、義也はカタラン語を話し、さらにスペイン語まで話すのであるから、7歳とは思えないほどである。日本滞在中、日本の国語や算数の勉強している。バルセロナでも日本の教科書で勉強しているのだという。ピアノを弾き、いろいろなことに挑戦している義也を頼もしく思っている。いずれはこの家に住んでもらいたいなどと、おじいちゃんが…。

パズルでもゲームでも、すぐに会得してしまう義也君

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