隠退牧師の徒然記<626>

隠退牧師の徒然記(2016年3月1日~)<626>
2022年2月21日「やっぱり気になりつつ」

聖書の言葉
喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい。互いに思いを一つにし、高ぶらず、身分の低い人々と共に交わりなさい。すべての人と平和に暮らしなさい。
(ローマの信徒への手紙12章15-18節)

はっきり言えば、ブログを記しているものの、最近は何を書いてよいか迷っている。いつも同じようなことを記してもいる。現役を退任すると、出会いの機会も少なくなり、これと言って書くことがないのである。しかし、そういう意味にもなるが、娘の羊子の演奏活動や孫の義也の成長が示されるようになっており、自ずとスペイン・バルセロナが題材となっている。そのような言い訳をしながら、今回も孫の誕生日につき書き留めておく。
孫の義也は2月12日が誕生日で、この日に5歳になった。丁度、母親羊子と共に帰国中であり、12日の土曜日に家族でお祝いしたのであった。いつも一緒に過ごしていないので、バルセロナ在住の義也とは年に一度または二度くらい、共に過ごすのであるのである。今は便利な社会であり、遥かなるスペイン・バルセロナであるが、オンラインで顔を見ながらお話ができるので、遠くの存在とは思えないのである。今までは誕生日を一緒にお祝いできなかったが、今回は帰国中のことであり、5歳の成長をお祝いすることができて喜んでいるのである。2月12日に誕生日であり、2月17日にはバルセロナへと戻っていった。18日の金曜日には帰宅したとの連絡があり、次の週の21日には幼稚園に行くようになる。まだ時差ボケがあるが、元気にお友達と過ごせているようである。そして、そのお友達と共に改めてお誕生会を行ったという。
バルセロナの幼稚園の習わしのようなので記しておく。誕生会は幼稚園の庭で行うのであるが、幼稚園が行うのではなく、誕生児の家庭が行うのである。クラスのお友達全員と共にお誕生会を幼稚園の庭で行うのであった。一クラスは約20人くらいであり、そのお友達皆を招いてお祝いをしてもらう。主催した家庭は、お祝いしてくれるお友達にプレゼントをあげるのであるが、招かれたお友達の家庭もプレゼントを用意してくれるのである。孫の義也の母親・羊子は日本に帰国中にそのプレゼントを用意したのであった。スーパーで子ども用の袋菓子を多数買い込む。旅立ちの準備の時には、その多数のプレゼントを旅行カバンに詰め込むのが大変であり、結局いくつかは詰め込むことができなかったようである。誕生会には日本の珍しいお菓子を手にして、お友達は大喜びであったとか。
日本の子供たちの誕生会とは異なるので記している。日本の場合、本人のお誕生会には仲良しのお友だちだけを家に招き、一緒にお祝いしてもらう。それも二、三人のお友達であろう。バルセロナのようにクラスのお友だち全員となると、いつもお誕生会をしているようでもある。日本の場合、お友だちの誰からも招かれない場合もあり、全員がいつも一緒に喜び合う、ちょっと大変であるかもしれないが、良い習慣でもあるのかも。

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5歳の誕生日を日本の実家でお祝いする。
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バルセロナの幼稚園で、お友だちにお祝いされる。>
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クラス全員のお友達のお祝いがうれしくて。

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