隠退牧師の徒然記（2016年3月1日～）＜５０３＞
2019年10月22日「この体を喜びつつ」
聖書の言葉
あなたがたの体は、神からいただいた聖霊が宿ってくださる神殿であり、あなたがたはもはや自分自身のものではないのです。自分の体で神の栄光を現しなさい。
（コリントの信徒への手紙＜一＞6章19-20節）
とうとう運動会が開催できた。務めている伊勢原幼稚園では10月12日に運動会を開催する予定であった。ところが台風19号の接近で14日に延期したのである。この14日は「体育の日」でお休みの日であり、延期するには保護者にとっても都合の良い日なのである。ところがその14日も雨模様であり、17日に延期したのであった。この日は祝日でもなく週日なのである。従って、保護者の中には不満の声も出てくる。週日であるので勤めている保護者が多い。お母さんが参観できてもお父さんが参観できないからである。またお母さんもお勤めの方がおられる。17日に延期したことで、ご都合をつけるのは大変であったと思う。天気予報では、この17日は晴れマークであり、最近は雨が多いので、できる日に開催することである。こうして迎えた17日であるが、予報が変わり、午後から雨とのことである。そのような状況であるが、この上また延期となることは避けたい。とにかく午前中は降らないし、決行することにしたのであった。
迎えた17日は厚い雲で覆われた空であったが、予定通りの開催である。しかし、なんとも寒い日であった。この運動会のために子供たちも先生たちもＴシャツ作りをして、その半袖のシャツで出場することになる。園長にもシャツが用意されているので、着用したのであるが、Ｙシャツの上からの着用となる。何しろ寒いし、長そでを着てないと風邪をひきそうである。このような寒い日であったが、子どもたちは元気に練習の成果を発揮したのであった。やはり、午後からが心配なので、いくつかのプログラムは後回しにする。卒業生の出番がある。しかし、卒業生と言っても、この日は学校があるので参加者はいないはずである。ところが学校を休んできた卒業生もいる。卒業生には綱引きをしてもらうことにしていたが、2、3人ずつの綱引きになる。申し訳けないのであるが割愛することにした。やはりお昼頃になるとポツリと雨が落ちてきた。それでぜひ見ていただきたい種目を先に行うことにしたのである。結局、午前中で種目を終了し、お昼のお弁当を教室で食べていただき、午後1時には解散としたのであった。無理をしてでもこの日の開催を喜んだのであった。
運動をして体を鍛えることは大切なことである。朝起きては軽い体操をしている程度であるが、何かスポーツでもしようかなと思っている。「体育の日」の名称は今年で終わり、来年からは「スポーツの日」になるとか。それでも幼稚園の行き帰りには7000歩は歩いているのであるから、少しは運動になっていると思う。体が元気になれば、身体全体が祝福されるというのであるが。
