隠退牧師の徒然記<512>

隠退牧師の徒然記(2016年3月1日~)<512>
2019年12月23日「線路は続くよ…」


聖書の言葉
全被造物はそれぞれ本姓を保ちつつ、新たな姿に変えられ、ご命令に服従して、あなたの子らを無事に守った。(旧約聖書続編・知恵の書19章6節)


「お客さん、横浜ですよ」と言って駅員さんに起こされる。幼稚園の勤務からの帰途、相鉄線で海老名から横浜に向かう電車に乗る。電車に乗り、座るとともに眠ってしまったようだ。起こされた車内は、もはや誰もいない。慌てて下車したのであった。実は、その日、幼稚園教職員の年末感謝会が開かれる。レストランでおいしい昼食をいただく。そういう時はワインを飲みたくなる。ワイングラスで二杯もいただいたのである。横浜駅が終点でよかったと思う。朝、幼稚園に向かうとき、六浦駅からエアポート急行に乗り、横浜駅で降りることになっている。ついうとうととしてしまうことがある。乗り過ごして次の駅まで行ってしまったことがある。そのまま寝ていたら終点の羽田空港まで行ってしまうのである。
しかし、つくづく思うことは電車が発展したことである。東京の地下鉄網はどの電車に乗ってよいかわからないほど張り巡らされている。最近はめったに東京にはいかないが、むしろ行くことにためらいがある。いつも利用している相鉄線は、JRと提携して、新宿までつながる。相鉄線西谷駅から羽沢横浜国大駅を通り、JRに乗り入れ、新宿まで行かれる。さらに川越駅まで行かれるという。この地域の人たちは、横浜に出て、東京に向かわなくても、横浜を経由しないで東京方面に行かれるようにったのである。便利になったに違いない。京急線三浦半島は「浦賀駅」までであった。それが「久里浜駅」に伸び、さらに「三崎口駅」まで伸びた。三浦半島散策には便利になったというもの。さらにいろいろな取り組みをしている。今までの駅名を変更するようだ。新逗子駅は「逗子葉山駅」となるそうだ。この新逗子駅は、昔は「逗子駅」、その駅からすぐそばに「逗子海岸駅」があった。それを一つにして「新逗子駅」と改名したのである。葉山を広く広める意味でも駅名を変更するのであろう。中学は横浜中学で、昔は「谷津坂駅」であった。それが今は「能見台駅」という名になっている。鉄道の改革はいろいろな分野で行われているが、最近はホームドアーの設置が多くなっている。特に人が混雑する駅はホームドアーが必要であろう。駅で線路に転落して死亡すること、何度か報道されている。
鉄道の改革があるが、道路の方も新しい路線が増えてきている。使用している車のナビは、新しい道路を認識してないので、新しい道路には案内してくれないのである。新しい道路を走行しているときにも、ナビは道のないところを通っているのである。高速道が次々にできて、運転も迷ってしまいそうである。鉄道も道路も整備されて便利になったのであるが、逆行するように、最近は車の利用も少ないし、電車の長旅はない。万歩計の「ローマへの旅」は何回も繰り返しているのであるが。

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電車や自動車が大好きな義也君。ミニ自動車は100台以上もあるとか。
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11月に一時帰国した時、仙台や岡山に新幹線で行き、大満足の義也君。
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