隠退牧師の徒然記<606>

隠退牧師の徒然記(2016年3月1日~)<606>
2021年10月11日「ところどころ、まとめながら」

聖書の言葉
これらのことについて証しをし、それを書いたのは、この弟子である。わたしたちは、彼の証しが真実であることを知っている。(ヨハネによる福音書21章24節)


前任の大塚平安教会から「創立70周年記念誌」が送られてきた。もっともご送付いただいてから随分と時を経ている。記念誌を送られたことで、いくつか記しておきたいことがあったが、このところ娘の羊子がスペイン在住20年ということで、そちらのことについて書き留めていたので、記念誌については今回の執筆となった。
節目を迎えては、改めて振り返ることについては、以前のブログでも記している。ブログが600回になったとか、週報発行が350回とか、いろいろと節目を迎えては、その道を振り返っているのである。隠退牧師となっているが、2011年から隠退牧師になっているのであり、そうすると今年は隠退牧師10周年ということになる。しかし、何の意味もないということだ。むしろ、大塚平安教会70周年について思いを馳せた方がよさそうだ。
大塚平安教会が創立70周年迎えたのは2019年である。その時に「創立70周年記念誌」を発行する予定であったが、いくつかのことが重なって2年遅れであるが発行にこぎつけたのであった。まずは発行のお祝いを申し述べる。求められて原稿を記したが、当初は何を記してよいか思案したのであるが、もはや現役ではないのであるが、執筆するとすれば、私の在任中に召天された皆さんについて紹介しておくことは、私の最後のお勤めであろう。次第に新しい時代になって、かつて教会員として主の道を歩まれた皆さんを知っておくことは大切なことなのである。
今回の70周年で、記念誌に記すことは最後になるであろう。80周年まで存命していたとしても、何のかかわりもないので、何も記すことはない。おそらく公に執筆することの最後のお勤めであった。在任時代を振り返ったとき、いつも節目の何かのために歩んできたようである。1979年は教会創立30周年でイベントが検討されていたのであるが、牧師の異動ということで見送ったのである。そして、その後、35周年記念誌を発行することになる。さらにドレーパー記念幼稚園も25周年を迎えることになり、記念集会を開き記念誌を発行している。この25周年はいろいろな事柄が基となっている。まず、「ドレーパーだより」という幼稚園と卒業生をつなぐ新聞が発行されることになり、2021年の発行で35号を迎えている。その後、1999年に教会は「創立50周年」を迎え、記念誌を発行している。そして、2009年には「60周年記念誌」を発行している。そして、2010年には退任するので、もはや節目についてのコメントはなくなる。退任後10年を経ているが、求められて「70周年記念誌」に聖徒の皆さんのお証しを紹介することができたのである。
心残りはドレーパー記念幼稚園の私の在任中の出来事、歴史を記したいと思っているのである。少しばかり書き始めたのであるが、幻の原稿になっている。

f:id:noburahamu2:20211011090307j:plain
左は大塚平安教会創立35周年記念誌、右は幼稚園の25周年記念誌。
f:id:noburahamu2:20211011090527j:plain
教会の50周年記念誌
f:id:noburahamu2:20211011090616j:plain
60周年記念誌
f:id:noburahamu2:20211011090648j:plain
70周年記念誌
f:id:noburahamu2:20211011093933p:plain
教会と幼稚園のたたずまい。次第にこの景色は消えてゆく。

noburahamu2.hatenadiary.org