隠退牧師の徒然記<694>

隠退牧師の徒然記(2016年3月1日~)<694>
2023年6月19日「いろいろな教会で」

聖書の言葉
神は霊である。だから、神を礼拝する者は、霊と真理をもって礼拝しなければならない。
ヨハネによる福音書4章24節)

日本基督教団の現役牧師を2011年6月に隠退したのであるが、今でも現役牧師と同じように礼拝をささげ、説教を担当していることで感謝している。2010年3月に前任の大塚平安教会牧師を退任した時、横浜本牧教会が4月から無牧になるので、代務者として担ってもらいたいとの話が舞い込んでくる。当初は、退任後はゆっくり休みたいとの思いを持っていたのでお断りしていた。3月になる前の2月に神奈川教区の総会が開催される。もちろん現役最後の総会でもあり出席する。昼食は各自が摂ることになっており、知人たちとお蕎麦屋さんに行く。そこには代務者を勧めている牧師がおり、皆さんとの懇談をしているうちにも代務者就任を承諾してしまったのである。すると次の週には横浜本牧教会の三名の役員の方がお訪ねくださる。代務者になることを承諾してしまったからである。なんとも礼儀の篤い皆さんであることを示される。そして3月で大塚平安教会を退任するものの4月から横浜本牧教会の牧師としてのお勤めが始まるのである。もっとも先が見えている。代務者としては9月までで、10月からは正式に牧師を迎えることになっているのである。わずか六ヶ月の牧師のお勤めであるが、終わってみれば重い勤めをしたことを示されるのであった。
教会の職務を初めて間もなくのこと、病の方をお見舞いすることになる。その方は女性教会員のお連れ合いであり、かなり病状が進んでいたのである。その方から求められてキリスト教のお話をしたのである。後日、その方から洗礼の申し出をいただいたのであった。そして、5月に迎えたペンテコステ礼拝で洗礼を受けられたのである。しかし、それから間もなく天に召されたのであった。代務者になってすぐに洗礼式が行われ、そして葬儀を行う。葬儀はもう一件あった。関係する施設の利用者が亡くなり、教会で葬儀が行われたのであった。代務者として教会の御用を担当するのであるが、関係する二つの団体にも関わることになる。それぞれの団体の職員の皆さんの礼拝を司ったのである。いずれも教会から歩いて行かれる距離なので、本牧の街並みを堪能しながら赴いたのであった。教会は付属の幼稚園があり、当然そちらの幼稚園の園長としても務めることになる。短い期間であったが教会と共に幼稚園、二つの団体に関わりながら過ごしたのである。お勤めは半年であったが、数年後には再びこちらの幼稚園の園長になり、この時は牧師にはならなかったが、園長として、子供たちと共にこちらの礼拝堂で礼拝をささげることになる。その後の園長は一年半も続けたので、全部で二年間はこの礼拝堂での礼拝が導かれたのであった。前任の教会での礼拝は30年間であり、本当に長い期間の礼拝であった。その後の横浜本牧教会での礼拝は2年間であったが、やはり重い期間の無礼拝であったと示されている。

お誕生日のお友達を祝福する。
収穫感謝礼拝
二年間、こちらの教会で礼拝をささげる。
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