隠退牧師の徒然記<724>

隠退牧師の徒然記(2016年3月1日~)<724>
2024年1月15日「新しい年を迎えて ③ 」

聖書の言葉
「あなたがたは、古い人を脱ぎ捨て、心の底から新たにされて、神にかたどって造られた新しい人を身に着け、清い生活を送るようにしなさい。」(エフェソの信徒への手紙節4章23-24節)

新しい年を迎えたとき、やはり、思いを新たにして歩みだしている。一つは「主題」を掲げることである。現役として教会に在任している頃、年が改まると「主題」を決めては、皆さんと共に新しい歩みを始めていた。現役を退任してから数年は「主題」なるものは決めなかったが、六浦谷間の集会として週報を発行しているので、その週報に「主題」を掲げるようにしたのである。六浦谷間の集会は、ほとんど家族礼拝であり、時には知人が出席されるとしても、「主題」は家族のためでもある。家族として、祝福される歩みを願っているからである。それで六浦谷間の集会の週報に主題を掲げたのは2014年からある。集会を始めたのは2010年11月28日からであるが、当初は週報なるものは発行せず、礼拝順序を記したものに過ぎなかった。そして、集会を開いているのだから、やはり週報なるものが必要であろうと、2011年5月29日の礼拝から週報を発行するようになったのである。その時点では「主題」なるものを掲げることは思いもつかなかった。その後、3年間は「主題」なるものはなしで週報を発行していたが、やはり週報には「主題」を掲げることで本来のものになると示され、2014年1月から週報に「主題」を掲げることにしたのである。2024年を迎え、この10年間、いろいろな「主題」を示されながら歩んできたのである。それではこの10年間の主題を顧みておこう。
2014年主題「一生信仰」、聖句「わたしは、神に近くあることを幸いとします。」詩編73編28節
  2015年主題「賜物に専念する」、聖句「わたしたちは、与えられた恵みによって、それぞれ異なった賜物を持っているのです。」ローマの信徒への手紙12章6節
2016年主題「お恵みを感謝しつつ」、聖句「わたしの恵みはあなたに十分である。力は弱さの中でこそ十分に発揮されるのだ。」コリントの信徒への手紙<二>12章9節
2017年主題「神さまのお導きに委ねつつ」、聖句「わたしたちは、霊の導きに従って生きているのなら、霊の導きに従ってまた前進しましょう。」ガラテヤの信徒への手紙5章25節
2018年主題「キリストの香りを放ちつつ」、聖句「この香は聖なる者たちの祈りである。」ヨハネの黙示録5章8節
2019年主題「ナルドの香油をささげつつ」、聖句「一人の女性が、純粋で高価なナルドの香油の入った石膏の壺を持ってきて、香油をイエスの頭に注いだ。」マルコによる福音書14章43節
2020年主題「神の国に生きながら」、聖句「実に、神の国はあなたがたの間にあるのだ。」ルカによる福音書17章21節
2021年主題「主の導きに委ねつつ」、聖句「あなたの未来には希望がある。」エレミヤ書31章17節
2022年主題「新しい命を生きる」、聖句「復活の主と共に、私達も新しい命を生きるのです。」ローマの信徒への手紙6章4節
2023年主題「祝福を与えられつつ」、聖句「祝福を祈りなさい。祝福を受け継ぐためにあなたがたは召されたのです。」ペトロの手紙<一>3章9節
以上のように主題を示され、一年間の歩みが導かれてきた。そして、今年は。
2024年主題「御心をいただきながら」、聖句「心から神の御心を行い、人にではなく主に仕えるように、喜んで仕えなさい。」エフェソの信徒への手紙6章9節

この年も「主題」を示されながら歩みたいのである。

週報に掲げている「主題」
今回は獅子柚子が5個実ったが、1月14日に最後の1個が落下する。左から普通のみかん、中央が庭に実っている柚子、そして右が獅子柚子。

noburahamu2.hatenadiary.org